日本の100名城【岐阜城】の見どころ
岐阜県 岐阜城
岐阜県岐阜市にある岐阜城は、国指定史跡(平成23年2月指定)日本の100名城39岐阜城(財団法人日本城郭協会2006年)にも指定されています。
1201年、鎌倉時代に二階堂行政が井口の山(金華山・稲葉山)に砦を築いたのがはじまりとされ、戦国時代には斎藤道三公の居城でした。
1567年、稲葉山城の戦いにより「英傑織田信長公」が斎藤龍興から奪取、山頂にある城や麓にある町などを「井の口」から「岐阜」と改名し天下統一の本拠地としたことで有名なお城です。
金華山には山頂までのロープウェーがあります。徒歩ルートは10の登山道が整備されていて30分から1時間で到達できます。
正門
三重塔
金華山ロープウェー乗り場付近から見える三重塔。
大正天皇の即位を祝う、後大典記念事業として企画され、市民から寄付を募り、大正6年に岐阜市が建立したものです。
天守
1600年、関ケ原の戦いの前哨戦で、城主織田秀信が西軍に属し、東軍の福島正則、池田輝政に攻め落とされる。
翌年、徳川家康によって廃城とされ、天守や櫓(やぐら)等は加納城に転用されました。
現在の天守は昭和31年7月に鉄筋コンクリート造りにて復興されたものです。
天下布武の印
「天下布武」という言葉の解釈には、「日本全土に武を行き渡らせる」「武力で天下統一する」という攻撃的な解釈と、「畿内に幕府を再興する」(天下とは畿内京都、武は幕府)という解釈があります。
今となっては、どちらなのかわからなくなってしまいましたが、どちらでも織田信長公の日本を統一するという意気込みが伝わってきます。
石垣
二の門周辺や山上部に当時の石垣が見つかっています。
展望台
天守閣の最上階(4階)の展望台から見える長良川と周辺の街並み。
金華山御嶽(みたけ)神社
水手道
「水手道」は関ケ原の戦いの前哨戦、岐阜城の戦いで東軍についた「池田輝政」が攻め込んだといわれる。
でんがく処 むらせ
帰りにみたらし団子をいただきました。
~まとめ~
復興された天守も素晴らしく、最上階の展望台では織田信長公が眺めたであろう景色を楽しみました。
歴史を感じさせてくれる当時の石垣や井戸等、見どころもたくさんあります。
撮影禁止の物も展示されていましたので、現地にて実際に見ていただければと思います。
上り下り、ともにロープウェーを使用しましたが、登山道で頂上を目指すのも楽しめそうですね。特に水手道は上りたいです。
映画「レジェンド&バタフライ」でも話題の岐阜城、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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